難平は癖になる。トレード中に取るべき選択肢②
投資において、或いはギャンブルにおいても同様に「負けている時に確証のない夢を抱いてはいけない」
— 切腹もなか@ねもうすロング (@monastrattera_) June 4, 2016
過去の逆転勝ちを期待に変換して思い返してはいけない。最初の取引で損が出ている時に考えるべきことはいかに最小限の損失で抑えるかであって、儲けが出ていない時にリスクを追加するべきではない。
難平はしないこと。
— 切腹もなか@ねもうすロング (@monastrattera_) June 27, 2016
難平で助かった体験は忘れること。特に、少ない資金であればあるほど、相場が不利に動いている時にリスクを追加すべきではない。またポジションの取り方が勝敗の8割を占めるとされる。「何を」「いつ」するかが適切であれば、手仕舞い方について懸念する必要はほとんどない。
負けているときに確証のない夢を抱いてはいけない
弱小資金での難平は厳禁
はっきり言ってしまえば私は難平癖がある。
難平で助かってさらに利益につながったことが何度もあるからだ。
但し難平で嵌ったことも何度もある。
しかし、なぜか人間は都合のいい方だけを鮮明に記憶する。そこに「確証」はない。
でも実際チャートと中身が伴えばむしろ助かる可能性の方があると思う。
個人的には資金力がある人なら難平も有りだと思うが、
弱小資金での難平は命取りである。
建玉が含み損になっている時点で逆方向へ向かっているのだから即刻手仕舞うこと。
最小限の損失でとどめることを最優先にすること。
相場が不利に動くときにリスクを追加することは愚かで余りにも割が悪い。
再び売買して利益を上げるチャンスはいくらでもある。
安心・心地好さは何か間違ったことをしている兆候
人間がとりうる行動としてみた場合、トレーディングは最も自然に反したものであり、心理的に心地好いものは殆どの場合間違ったものである。
逆に、ある特定の戦略やアプローチが心理的に受け入れがたいものであれば、それが正しいものである確率は極めて大きい。
気持ちに関しては、一秒単位で切り替えられるようにすること。
建玉に対する未練を一瞬で断ち切れるようにしなければならない。
「マイナスを取り返そう」とする思考は危険である。
重要なのは「何を」「いつ」するか。ポジションが8割
そもそも、どうして含み損が発生するのか。
タイミングが間違っていないか、水準は高すぎていないか?
感情的になっていないか?トレードから感情は取り除かなければならない。
正しくポジションを取ることができれば、手仕舞いについての悩みもなくなる。
重要なのは必要な時に正しく入ることだ。
慎重になることと、悲観的になることは全く別であり
安易にポジションを重ねることは損失を重ねることと同じである。